5月25日 試合前日

第15回、日・韓大学囲碁OB/OG交流戦は、済州島開催。
日本側参加選手は27名。
成田から大韓航空718便で、参加選手10名ほどが済州国際空港に到着します。
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済州国際空港

交通機関や宿所は、大会幹事が取りまとめますが、原則、各自の自由です。
東日本・幹事の取ったホテルは、済州オリエンタルホテル。
高級ホテルです。
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済州島の北側に位置する済州市。
五つ星ホテルが10ほどあり、済州オリエンタルホテルもその一つ。
カジノも併設されています。

――カジノがあれば、文句なしに高級ホテルです

ホテルに着いた選手たち、する事がありません。
ぶらぶら散歩して、飯でも食おう――
と、5人が連れだちます。
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海辺の、“刺身通り”と呼ばれる飲食街を歩きながら、どこに入ろうか・・・
窪小谷さんが、
「客のたくさん入っている店に入ろうよ」
全員、納得。
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ここに入ろうか
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左から、滝沢千晴さん、井上豊郎さん、寺田浩さん、窪小谷章二さん、曽我部敏行さん

注文した料理は、石鯛などの刺身類と、現地特産の黒豚。
飲み物はマッコリと地元ビール。

滝沢さん
「明日の試合、日本が有利だという話があるけど・・・」
寺田さん
「そんなの分からないよ~ 名簿を見ると、7段が7人もいるぜ」
窪小谷さん
「なぜ、日本が有利なの?」
滝沢さん
「今回は、お互いにアウェーみたいなものだし、すると韓国は54人も集めなくてはならないから、日本が有利だって」
井上さん
「旅行には金がかかるから、若手を集めにくいという訳だ」
曽我部さん
「どちらにしても、記録はずーっと残っているから怖いね」

井上さん
「もう、お腹一杯で食べられないよ」

ではそろそろ帰ろう、と皆さん席を立ちます。
ところで、お代はいくらでしたか?
「一人、2500円だった。美味しくて、安かったね~」

昼は暑かったのですが、夜になり雨が降り始めます。

ホテルに帰り、カジノを覗きに行くと、客が数人で場が立っていません。
ポーカーもルーレットも、ディーラーと客が1対1。
気の抜けた雰囲気です。

皆さん、仕方なく部屋に戻り、明日の大会に備えます。