日本福祉囲碁協会と新宿囲碁センター滝沢教室の生徒さんたちとの初めての親善試合が3月11日、新宿囲碁センターで行われました。
七段から5級までの双方20名ずつが参加する、親善試合2回戦です。
試合に先立ち、福祉囲碁協会佐野会長からご挨拶がありました。
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日本福祉囲碁協会(会長・佐野利昭)は、首都圏を中心に会員250人をようするNPO法人。
碁を打ちたいが、身体が不自由で外出できないという方のために、個人宅や施設にお伺いして囲碁のお相手をするボランティアを、38年続けています。

初期の頃のボランティア棋士は、30名ほどだったそうです。
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新宿囲碁センターには、かって福祉囲碁の方たちも多く通っていましたが、現在は門叶国弘さんが最古参で、その他2名ほどいらっしゃいます。
(あるいはもっといるかもしれませんね)
双方知り合いも多く、この度の親善試合になりました。

以下、スナップショットと、対局者同士の会話です
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「交通費自費で、お相手さんの所に行くの?」
「そ~よ。でも、自分の住まいの近くのお相手さんを選べるから、時間も金額も大した事ないわよ」
「毎週々々、大変でしょう?」
「い~え、自分のペースで決められるの。月一回とか」
「雨が降っても行くの?」
「そ~よ」
「雪が降っても?」
「もちろんよ~。お相手さんが楽しみに待っていらっしゃるんですもの。
 中には、高段者のお相手さんもたくさんいらっしゃるわ。
 ところでお兄さん、何段ぐらい?」

誤解のないように、部外者から一言――
福祉囲碁協会への訪問リクエストは、級位者からもたくさんあります。
ですので、福祉囲碁では、有段者の入会者はもちろんですが、級位者のボランティア入会者も多数募集しております。

――やはり、全力で勝ったり負けたりが楽しいですよね

NPO法人日本福祉囲碁協会
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