北の梅田、南の難波、とよく言われました。
東京に例えると、梅田は東京駅周辺、難波は新宿・渋谷周辺でしょうか。
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なんば 道頓堀

道頓堀はいつ来ても楽しいのですが、近年、観光客が増えすぎです。
(私も観光客ですが・・・)
人波をぬって、お目当ての"たこ焼き"を立ち食いします。
東京のたこ焼きとはまったく違い、大きくて、表面がカリッとして中はジューシーです。

なんば周辺、好きです。
飲み食いでいえば、若い人なら心斎橋や宗右衛門町が楽しいでしょうが、年配者には落ち着いた雰囲気の法善寺が向いています。
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なんば囲碁センター 外観(ビルの3階)

大阪で予定が空いたので、前々から興味のあった「なんば囲碁センター」に出かけました。
You Tubeで、清成哲也九段などの大盤を使った囲碁講座が多数UPされています。
なんば駅・出口5番を地上に出て、道路を渡るとすぐ目の前。
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碁会所内風景

想像していたより狭いです。
でも、実際の広さは右や後ろがあり、写真の2倍くらいです。

代表は、柳沼森歩さん。
1999年のオープンから携わっています。

「10年位前から、徐々にお客さんが減り始めました。
 以前は、席のないお客さん達が、立ち見をしていましたが・・・」
「強いお客さんが多いですね。
 うちの“なんば囲碁学園”では、プロ棋士8人が講師ですので、自然と集まるのでしょう。
 もちろん、初心者や初級者もいらっしゃいます」
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林耕三六段(中央)研究会

今日は、生徒さん一人ひとりが、自分の棋譜を並べ、林プロと検討しています。
皆さん、囲碁インストラクターや県代表クラスだそうです。

ちなみに、林プロの後ろでコーヒーを渡しているのが、柳沼森歩さんです。
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入口のドアガラスに貼ってある講師陣の写真
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四面打ちの指導碁用のテーブル

立地もいいし、中級者から高段者まで客層も広く、プロ棋士から講義や指導碁も受けられ、勉強には申し分のない碁会所です。
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入口の左側にある受付

――この碁会所、倉橋九段の影響を感じます
「柳沼さん、代表ですよね?」
「代表と言っても、みんなでやっています」
「第一回本因坊の関山利一九段がいて、その娘さんが倉橋洋子さんで、またその息子さんが倉橋正行九段ですよね?」
「そうです、その娘が、私の女房です」

――そういうことでしたか
なんば囲碁センター、合点がいきました。

なんば囲碁センター
大阪府大阪市浪速区難波中1-15-23
蒟蒻会館3階
06-6635-5015