日本囲碁リーグが、昨年創設されました。
中国・韓国同様、日本にも囲碁リーグが誕生しました。

――アンテナがないので、今頃気が付きました。
  洪道場の洪清泉師範のブログを読んで知った次第です

現在のチーム数は、九州から東海の出身地別に構成された、地域別6チーム。
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写真:関西棋院 上の写真は各チーム監督たち

上段左から、関山利道九段、久保勝昭九段、前田亮六段 
下段左から、今村俊也九段、横田茂昭九段、清成哲也九段

――地域別6チームの紹介――
<浪速エンブレス>
「大阪」出身者チーム(女性が多い)
監督:関山利道九段 選手:渡辺由宇初段 倉橋正行九段 仲邑信也九段など

<大阪ジェネレーションズ>
同じく、「大阪」出身者チーム
監督:久保勝昭九段 選手:河英一五段 湯川光久九段 飛田早紀初段など

<兵庫ウラヌス>
「兵庫」出身者チーム(タイトル経験者3名所属)
監督:前田亮六段 選手:古谷裕八段 結城聡九段 村川大介八段など

<古都インフレンス>
「奈良・京都・和歌山及び東海、関東」連合チーム
監督:今村俊也九段 選手:瀬戸大樹八段 矢田直己九段 藤井秀哉七段など

<瀬戸内オーシャンズ>
「中国、四国」出身者チーム
監督:横田茂昭九段 選手:佐田篤史二段 影山敏之五段 田村千明三段など

<ワールドユナイテッド>
「九州、海外」出身者チーム(多国籍連合軍)
監督:清成哲也九段 選手:中野泰宏九段 余正麒七段 洪清泉三段など

日本囲碁リーグ在籍選手は、現在、関西棋院所属57名、日本棋院所属6名。


『囲碁界をさらに盛り上げたい!と立ち上がった棋士有志による地域別チームの団体戦です。
また、出身地別によるチームで地域への振興を目指します』
ホームページ(http://japan-igo.p-kit.com/)

囲碁リーグ戦は、年間10ステージ行われ、対局や解説、検討風景などがインターネットで生中継されています。

――監督まで選手として出場しているのには驚きました


二つの点で画期的だと思います。

ひとつは、日本に囲碁リーグが(プロ棋士主導で)誕生したこと。

ふたつは、「地域」を重視していること。
発想が、サッカーJリーグに似ています。
Jリーグの場合、地方自治体と市民が主体で、それに地元スポンサーが付くという図式です。

早い時期に、ファンクラブが出来たり、地域別の碁会所連合が出来たり、地元スポンサーが付くことが期待されます。

日本囲碁リーグが育っていけば、日本・中国・韓国の各国優勝チームによる「国際チャンピオンズリーグ」が誕生することも夢ではないでしょう。