夏なのに、碁盤の上は真っ白に雪が降っています。

10年近く前、はじめて通った囲碁教室で、教室が終わったあと席亭さんに、強い人と打ってみる?と言われ、Oさんに六子置いて打たせていただきました。

この方、アルファ碁の以前から、隅の星からケイマジマリの肩をよく突いてきます。
4線の星にも、ボウシしてきます。
この頃、中央の天元の自分の置き石がジャマだと思ったぐらいです。
Oさんは、基本的に中央志向ですが、当然そればかりではありません。

囲碁は、隅が大きいのか? 辺が大きいのか? 中央が大きいのか? 
状況次第と言いますが、あるプロ棋士は辺が大きいと言い、中央が大きいと言い、アマ低段者は路頭に迷うばかりです。

もちろん、似たレベルなら、二子置いても碁盤に雪は降らせません。
なので、Oさんに3子で打たされているのは、ハッキリと手合い違いです。
4子に戻しましょうと言うと、いやいや、私は3子置かせてやっとです、と笑って受け入れてくれません。

今日も、30度を超える真夏なのに、碁盤の上には雪が降っています。
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