藤川正忠さんの90歳を祝う囲碁会が、12月23日、新宿囲碁センターで開かれ、コロナ禍の下でも10人ほどの仲間が集まりお祝いしました。

藤川正忠さん、90歳、三段、富山県高岡市出身。
いつも笑顔で、お話が上手で、笑いが絶えない方です。
[159]1
[159]4
[159]7
[159]10
『人は、譲る気持ちが大切なんだよ』と、よく笑っておっしゃる藤川さん。

普段の対局に負けたとき、
「えっ? 負けたんですか?」
「人は、譲る気持ちが大切だよ」と、にこにこ笑います。

――真似のできる人柄ではありません


お祝い囲碁会は、
まず、滝沢先生の指導碁、
次に、一般対局、
そして、対局中の藤川さんの棋譜をもとに、滝沢先生の大盤解説。

お祝いの贈物は、
藤川さんの大好物な「南高梅」と「干し柿」を、大滝三雄さんが代表してお渡ししました。
[159]13
お祝い囲碁会の幹事・大滝三雄さんに、寄稿をお願いしました。
以下、寄稿文。

 藤川さん、90歳のお誕生日おめでとうございます。
 新宿囲碁センター・滝沢教室に通われています藤川さんは、今年で90歳になられました。医療機器の営業をされていた時に、囲碁で人のつながりがもてることを知り50歳過ぎてから囲碁をはじめられました。
 それから40年近く囲碁に関わっています。また、滝沢教室には10年以上通っておられ、今でも週2回は囲碁指導を受け、なお向上心に燃えています。同じ滝沢教室に通いながら藤川さんをみて、ときにはぼやきながらも真剣に考えられている姿は、年齢を感じさせません。
 今年に入ってからもなお棋力は向上していますし、藤川さんの姿を見ていると、年齢に関係なく囲碁の奥深さを感じさせられます。  
 これからもお互いに頑張りましょう。

大滝三雄


藤川正忠さん、ぜひ五段まで頑張ってください。