3月の第1土曜日、
韓国ソウル市の南西、瑞山市の名刹”瑞光寺”で、第9回日・韓大学囲碁OB/OG交流会が行われました。
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名刹、瑞光寺をバックに記念撮影

日本、韓国の大学囲碁部OB同士が、毎年ホーム&アウェイ方式で行う親善囲碁大会です。

今年の開催地は韓国。
日本は、“全日本大学OB・OG囲碁会”から17大学19名が参加。
韓国は、“韓国大学囲碁OB連盟”から12大学30名が参加しました。
対戦成績は、19勝19敗の引き分け。

対局中の一局が、韓国でテレビ放映されたそうです。
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テレビ放映された対局

放映された対局は、
写真左のあぐらの女性が金世英さん(明知大)で、右の男性が坂田直樹さん(立命館大)です。
結果は金世英さんの勝ち。
この一勝で、韓国側は辛くも引き分けに持ち込めました。

で、今期までの9年間の通算成績は、日本側の2勝4敗3引き分け。

「“ミョンジー”が出てくると、強いよね」
東日本大学OB・OG囲碁会会長の中園清三さん(法政大)が、仕方ないという風に言います。
ミョンジーとは、ソウル市の明知大学校のこと。
「“ミョンジー”には、囲碁学科があるしね。
 金世英さん、プロ棋士を目指して勉強していたでしょう?」

中園清三さんがイチモク置く明知大学。
この大学、韓国ではユニークさで有名です。

八つある学部の中に、芸術体育学部があり、囲碁学科があります。
(囲碁学科のある総合大学なんて、韓国だけでしょう。 いや、中国は?)
韓国のサッカー代表だった朴智星や、K-ポップの有名歌手たちも卒業生です。
日本、中国、ベトナム、モンゴルなど、海外との交換留学事業に、特に熱心な大学です。

続きは、
この会の生い立ち、中園清三さんのインタビューなどをお伝えします。