16回目となる日韓大学OBOG囲碁交流戦が、3月2日(土)、日本棋院会館で開催されました。
ホームアンドアウェー方式で行われ、今年は日本(東京)での開催です。
かって、日本の東西大学囲碁部OB会が、韓国の大学囲碁部OB会に親善試合を持ちかけて生まれたのが、当交流会。
それから16年間、交流が続いています。
初めての開催地は、韓国ソウル。
日本選手14人は、熱烈な歓迎を受けたました。
試合前の会場では、久しぶりの対面に、日韓の古参選手たちが握手をして抱き合って背中を叩いていました。
「何度か囲碁を打って、お酒を飲んで、歌をうたえば、もう友人です。
長く交流が続くことを願っています」中園清三氏談
「何度か囲碁を打って、お酒を飲んで、歌をうたえば、もう友人です。
長く交流が続くことを願っています」中園清三氏談
韓国 初代会長・申秉湜さん
韓国棋院 囲碁リーグ戦デスク記者・安成文さん
1回戦大将・中園清三さん
2回戦大将・村上深さん(左)と、瀧沢雄太さん(中央)
東日本大学OB・OG囲碁会 会長・寺田浩さん(左)と、副会長・曽我部敏行さん
今年の韓国選手は、21名。
日本選手は38名。
昨夜と今朝、関西から駆けつけた選手が4、5人います。
1回戦目の終わりの頃――
対戦表の途中経過は、8勝8敗です。
「おっ、今年は行けるかな~」
「いや、なかなか勝たせてくれないよ~」
「向こうのトップ3の若いの、世界学生王者だって!」
対局の終わった組が感想戦をしています。
言葉は通じませんが、石を置き直しての検討です。
今年目立ったのは、この『手談』組が、とても多かったこと。
今年目立ったのは、この『手談』組が、とても多かったこと。
仲間同士の検討にも余念がありません。
検討も楽しみの一つです。
――で、1回戦の結果はどうなの?
対戦表を見ると、9勝12敗で日本が負けていました
寺田浩さんに、今までの通算戦績を聞いてみよう。
「あれっ、どうだったかな~」
では、中園清三さんに聞いてみよう。
「さぁ~、今すぐ思い出せないな~」
――16年も続けていれば、勝敗はあまり関係ないようです
韓国選手団からのお土産
韓国選手団からのお土産
2回戦の始まる前――
村上深さんが大将の席に座っています。
村上深さんが大将の席に座っています。
「あれっ、村上さん、1回戦に出たんじゃないの?」
「韓国から強いのがきているから、2回戦目も出てくれって言われて」
――そうか、親善交流戦と言っても、やはり成績は気になりますね
2回戦目の対局風景
出場選手全員による記念撮影
今年も無事に交流戦が終了しました。
今年も無事に交流戦が終了しました。
日韓ともに旧交を温める良いイベントでした。
この後は、皆さんお楽しみの懇親会です。
――民間人による日韓交流、ありがたく思っています
<主催者情報>
東日本大学OB・OG囲碁会
会長 寺田浩
http://igo-univ-obog-east.com/
西日本大学OB・OG囲碁会
会長 河井正夫
韓国大学OB・OG囲碁会
会長 金眞煥
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