今年のジャンボ大会(月組)は、2月の第1土曜日に開かれました。
久しぶりに新宿囲碁センターを応援するため、市ヶ谷の日本棋院に向かいます。
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日本棋院東京本院

1チーム15人編成で、4試合、計60局を打ちます。
オーダー表を見ると、33チーム、495選手の出場です。
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1階受付
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2階大ホールロビー
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オーダー表

オーダー表を見ながら――
新宿囲碁センターは、昨年は準優勝だったが、今年はどうだろう?
なぜ、強豪“だんご汁”の名前がないのだろう?
では、強豪“大熊義塾”と優勝争い?
いや、“洪道場”のOBチームも強いし・・・

大会は、Aブロックが3階で、Bブロックが2階大ホールで行われます。
日本棋院の進行係の案内に従い、3階の対戦席に行くと、新宿囲碁センターの相手のネームプレートは“パンダ道場”。

そこに、洪清泉三段(関西棋院)がいらっしゃいます。
「ご無沙汰しております。先生が、なぜここに?」
「私のあだ名がパンダでして、うちの道場のOBたちです」
――初戦の相手が悪い
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2階大ホール会場(Bブロック)
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3階会場(Aブロック)

ジャンボ大会、見ていて壮観です。
私達から見ると、若い人が圧倒的に多い。
チームの平均年齢なら、新宿囲碁センターが優勝でしょう。

新宿囲碁センターの選手も、年々変わっていきます。
鮫島一郎さん、曽我部敏行さんは、お二人とも碁会所経営を始められ欠席です。
今年の新メンバーに、中央大囲碁部OBの宇田川光一さん。
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新宿囲碁センター選手たち(左列)
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新宿囲碁センター選手たち(左列)
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新宿囲碁センター選手たち(左列)

チーム出場選手は、
1  久代 俊明
2  吉田 晃
3  宇田川 光一
4  高 成謙
5  田辺 聡
6  富永 一郎
7  久代 迎春
8  寺田 卓
9  林 むつみ
10 寺田 浩
11 樋口 奈緒子
12 江藤 剛
13 遠藤 雅行
14 高畑 拓人
15 滝沢 千晴

久代迎春さん、昨年の女流アマ選手権戦で優勝しました。

メンバーに入っていませんが、チームスポンサーの井上豊朗さんもいらっしゃいます。

「井上先生、最近、打ちませんね」
「1勝が大事だからね。チームに迷惑かけられないよ」

3回戦終了時点で、井上さんの手元にある成績表を見ると、29勝16敗。

「昨年は、42勝18敗で準優勝だった」
「42勝するには、あと、13勝か・・・」
――非常に厳しい
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成績表 3回戦終了時点

4回戦目は、各チームとも懸命です。
持ち時間は各40分、時間切れ負けなので、終盤は、あちこちで“時計”の叩き合いです。
石のジャラジャラと、時計のバタバタで、とてもにぎやかです。
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3階ホールから会場方面

4回戦目の結果は、9勝6敗――

そして、大会結果(Aブロック)は、
優勝:バトリアヌス帝国
2位:大熊義塾
3位:新宿囲碁センター

――3位入賞でよかった
  年々若い人が出てきているなか、年寄りが頑張っているのだから