韓国に、17歳以下の囲碁リーグ戦が誕生しました。
正式名称は、ジョアバイトン杯 ルーキーリーグ。画像:韓国棋院 リーグ戦第1、2ラウンド(ソウル市)
画像:韓国棋院 リーグ戦第3、4ラウンド(江原道・麟蹄郡)
今年8月、韓国棋院でリーグ発会式を行い、第1ラウンドがスタートしました。
リーグ構成は、韓国各地の8チーム。
各チームは、プロ棋士1名、アマチュア棋士3名の、計4名編成。
女子選手は、全32名の選手中、3名。
今後4ヶ月間、韓国各地を転戦しながら、全14ラウンド、総56競技、168対局を戦います。
試合規定は、持ち時間20分、秒読み40秒3回。
画像:韓国棋院
画像:韓国棋院現在決まっている転戦先は、
ソウル市 → 麟蹄郡 → 釜山市 → 麗水市 → ソウル市 → ソウル市 → 順天市 → 咸陽市 → ソウル市 → 未定
画像:韓国棋院 インターネット中継中
主要試合はインターネット中継され、リーグ戦ホームページで全試合の棋譜を閲覧させています。
韓国棋院は、このリーグ戦で、新しい人材発掘も同時に狙っているようです。
ルーキーリーグ誕生で、韓国のプロ関連リーグは、合計五つになりました。
画像:韓国棋院 発会式に参席した関係団体の代表たち
リーグ関係団体は以下の通り。
タイトルスポンサー = ジョア製薬。
主催 = 韓国棋院
協賛 = 韓国文化体育観光部、国民体育振興公団
各地のチーム・オーナーは、
① 麟蹄郡 「雪原名作」(干しタラ販売)
② 釜山市 「イブン奨学会」
③ 麗水市 「チンナム土建」(建築)
④ ソウル市「チュンアム学院」
⑤ ソウル市「青い石」(囲碁アプリ)
⑥ 順天市 「韓国囲碁中高等学校」
⑦ 咸陽市 「咸陽自然人参」(高麗人参)
⑧ ソウル市「BnBK」(IT技術)
大会総規模は、12、200万ウォン(ジョア製薬)
優勝賞金、1、000万ウォン
準優勝賞金、500万ウォン
出場選手は、賞金より、活躍の場を与えられることへの期待の方がはるかに大きいでしょう。
韓国棋院の努力を誉めたいです。
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