眼が見えないのに、どうやって碁を打つの?
よく聞かれるフレーズです――
ハメ込み式の碁盤に、ボッチがついている石(黒石)を置いて打ちます。
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平成30年度 視覚障害者囲碁大会が6月30日、渋谷区リフレッシュ氷川で開催されました。
主催は、日本点字図書館、日本福祉囲碁協会。
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今年で6回目になる囲碁大会に参加したのは、首都圏から49名の選手たち。
サポーターが福祉囲碁協会から45名、外出支援の方が20名、見学者が10名と、総勢130名の大会となりました。

今年目立ったのは、小・中学生10名が参加したこと。
もう一つ目立ったのは、プロ棋士が5名も見えられたこと。

日本棋院・曲 励起九段(日本福祉囲碁協会顧問)
関西棋院・森野 節男九段(視覚障害者囲碁のパイオニア)

当日、予告なしに訪ねてこられたプロ棋士は、
小林 覚九段
王 銘エン九段
岡田 結美子六段

開会式で、急遽あいさつに立たれた小林覚九段は、
「日本棋院は、これから、アマチュア囲碁のお役に立てるようにしたい。
 今日は勉強にきました」

その他、32年前、日・中囲碁交流戦で曲先生に引率されて訪中した当時の高校生選手2名が、曲先生に挨拶に見えられたり、
アマチュア囲碁インストラクターが、熱心に対局を観戦していました。
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日本福祉囲碁協会の、視覚障害者への熱心な囲碁普及の実りでしょう。
視覚障害者が熱心に囲碁を打っています。

視覚障害者が、サポートを受けながらも、自主的に社会活動に参加する姿は、パラリンピック同様すばらしいものだと思います。
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対局後、出場選手と着手を検討する福祉囲碁協会会長・佐野利昭さん(右側)の姿がありました。

大会結果は以下のとおり

第一部(19路盤)
    Aクラス  優勝 中山正也 準優勝 並木正
    Bクラス  優勝 佐野重明:松沢正 準優勝 岡村晴朗
    Cクラス  優勝 松本保男 準優勝 川嶋一広

第二部(13路盤)
          優勝 尼野次郎:岩崎晴都 準優勝 長井亨輔

第三部(9路盤)
          優勝 北郷宗大:白石崇陽 準優勝 高山操


NPO法人日本福祉囲碁協会
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